経営理念

諦めない心

私はラグビーが好きで、若い時からよく観戦しました。
ある時、解説者が「セカンドエフォート」という言葉を紹介してくれました。
タックルを受けた選手が倒れてしまうまでに一歩でも前に進もうと努力することを言い、その努力が大いに賞賛されるそうです。
人々の健康を守り、生活環境を改善するには、幾多の困難が待ち受けています。
その困難にめげることなく、改善を一歩ずつ着実に進めていきましょう。
また、2020東京オリンピックで特に印象に残ったのは、卓球混合ダブルスの準決勝戦、日本対ドイツの戦いでした。
日本のペアは最終セットでマッチポイントの一歩手前まで追い込まれ、勝利は絶望的な状況でした。しかし、諦めずに励まし合いながら大差を逆転し、7度のマッチポイントを凌ぎ、勝利しました。
選手はインタビューで、「どんな状況でも強い気持ちを持って諦めないことが勝利につながった」と述べています。
東京都が嘗て自動車公害対策を推進していたときは、都には自動車の排ガス規制については権限が全くなく、世論やマスメディアの支持も得られない中、国の省庁、警視庁、自動車メーカー、業界団体などと厳しい調整を繰り返し行い、住民団体等にも説明を行いながら、ディーゼル車排ガス規制の要綱を制定し、最終的には条例化を実現しました。
私たちは諦めない心をもって、業務の推進に努めていきます。