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日本では昭和40年代の経済の高度成長と都市化の進行により、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、地盤沈下等の公害が発生し環境破壊が進行しましたが、工場等における良質燃料への転換、ディーゼル車排出ガスの規制、有害排水の規制、下水道の普及、汚染土壌の処理、地下水の揚水規制等により、環境は大幅に改善しています。
一方、途上国や新興国では中国のPM2.5にみられるように、依然として、大気汚染、水質汚濁、地盤沈下等が極めて深刻な状況にあります。これらの状況を改善するためには、先進国の技術と経験に照らしながら、着実に改善を図っていく必要があります。
しかしながら、途上国等では、欧米先進国の技術をそのまま導入して埃をかぶったままになっている施設が数多くあります。
途上国等で受け入れられやすい技術を提案するとともに、担当者のモラールと技術を向上させながら、改善に取り組んでいく必要があります。
東京都は国や他の地方自治体に先駆け、環境保全対策や地球温暖化対策に長年にわたり取り組んできました。その経験や暗黙知を活用して、途上国等における環境改善策を提案し、その実現に向けて助言・指導していきます。